導入事例紹介

コナミスポーツ株式会社​(本部ご担当者様)

コナミスポーツ株式会社 執行役員 商品デジタル事業部 部長 岡田様にスマートスイミングレッスンの導入についてお話を伺いました。

スクール概要・スマートスイミングレッスン導入予定

コナミスポーツ株式会社は創業時、スイミングスクールから発祥している創業50年を迎える企業です。​フィットネス・ダンス・ゴルフ・テニスと幅広くスクール事業を展開しており、昨今ではインターネットを活用した​オンラインフィットネスを展開しています。
スマートスイミングレッスンは、2022年4月から導入を開始し、約1年かけ、全国約100施設に導入予定です。​

導入に至った経緯:アナログな体制のレッスンに課題を感じていた

弊社のスイミングスクールはインストラクターの能力に頼り、紙を中心にしたアナログな指導とサービス展開をしていましたが、昨今では小学校・中学校でもデジタル化が進んでおり、お子さまがデバイスを通じ学ぶことが普通となっているので、アナログな体制で運営を続けていることに課題を感じていました。​

どのようにデジタル化を推進していくか模索していた中、コロナ禍の影響により保護者がギャラリーからプールで泳ぐお子さまを見られないといったケースも出ています。​
しっかりと保護者へ情報をお届けするには、デジタルの力を取り入れなければいけないと思い、導入に踏みきりました。​

導入の決め手:必要な要素が全て詰まっていた

スマートスイミングレッスンを初めて見たときに、出席管理や進級テストの管理といった、スイミングスクールに必要な要素が全て詰まっているサービスだと感じました。
また映像技術が非常に高いと思いました。​私達もフィットネス事業などでカメラを使って映像をレッスンに取り入れていますが、「編集」は手間も掛かり大変な作業です。​

スマートスイミングレッスンでは泳いでいるお子さまの姿を最適な環境で撮影し、​AIによって自動編集された進級テストの動画を保護者へ提供できます。​

自動編集された進級テストの動画を一緒に確認する親子の画像

自動編集された進級テスト動画は、お子さまにとって分かりやすくまとめられており、統一された品質で全国のスクールへ提供する事ができますので、結果的にコナミスポーツ全体の指導力向上にも繋がると思い、導入を決めました。​

お子さま自身が自分の泳ぎを見て得た気づきを、自ら積極的に次のアクションを起こすという行動変化が起こることによって、水泳技術の習得や進級スピードも早くなると思っており、期待しています。​

期待する効果:お客様へ統一した指導品質でレッスンを行える

今までコーチ達が行ってきたことが、スマートスイミングレッスンを通じて、​お子さまにより簡単に、わかりやすくお伝えできると感じています。​
お子さまに「わかりやすく伝える」ことが、指導の現場では難しいことであり、指導者側が色々な引き出しを持たなければいけない部分でした。​それがスマートスイミングレッスンを活用することで、お客様へ属人性なく統一した指導品質でレッスンの提供が行える観点からも素晴らしいことだと思っています。​

レッスン動画の映像を見るコーチの画像

​私たちが長年指導をしてきて、お客様がわからないこととして挙げられることが「感覚とのズレ」です。​
例えばインストラクターが「手を真っ直ぐあげてください」と言っても、自分では手を真っ直ぐあげているつもりでも、インストラクターから見ると曲がっている。​このような「感覚のズレ」は言葉では中々伝わりません。
しかし映像で視ることによって「違い」を素早く理解することができるので、お客様へ「さらなるわかりやすさ」を伝えられると期待しています。​

今後の展望:ソニーと共に、教育のデジタル化に取り組んでいきたい

スイミングスクールは、お子さま目線からすると受け身の指導になっていました。​
今後は自らが主体的に考えて行動する、このことは学校教育でも「アクティブ・ラーニング」として取り組みが進んでいるので、コナミスポーツのスイミングスクールにおいても、学校教育と足並みを揃えて進めていきたいと思っています。​

教育のデジタル化は、まだまだ世界から遅れており、一人一人に合ったデジタル化を進めなければいけないという課題があります。​
生徒、一人一人に合った最適な指導を行うことは、まさにスマートスイミングレッスンの仕組みを活用することで実現できると思うので、ソニーと一緒に創りあげていけることを期待しています​

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動画でもインタビュー内容をご覧いただけます。

コナミスポーツ株式会社 本部ご担当者様