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2021.01.26|マーケティング

迫る年度末。余る予算。駆け込みデジタルソリューション

迫る年度末。余る予算。駆け込みデジタルソリューション 迫る年度末。余る予算。駆け込みデジタルソリューション

年度末が近いにもかかわらず予算が余っており、なんとか年度内に消化したい。
そんなお悩みがそろそろ増えてくる時期かと思います。
残予算を活用するにも結果を求められており、無駄遣いだけは避けたい。
そこで今回は、比較的短納期でローンチ可能で次年度の施策にもつながるソリューションをご紹介します。

1.デジタルギフト

現状、オフラインでのモノの受け渡しが避けられる場面が多くなり、今後はデジタルギフトの需要が高くなるように思います。さらに政府がマイナポイントを打ち出していることで電子決済に拍車がかかり、各種電子マネーや電子ポイントは今後ますます取引金額が増えていくでしょう。

デジタルギフトはオンラインでの受け渡しのため、配送費や人員のオペレーションがなくなり、発注側にとっては個人情報管理の手間がなくなります。
さらにデジタルギフトの単価は数十円ほどのものから数万円まで幅広く、取り扱う商品もコンビニや店舗での引き換えや、電子ポイント、電子マネーとの交換など様々なので送る相手に合ったプレゼントを選択することができます。かつデジタルギフト各社は、ギフトの調達からユーザーへの配信までパッケージ化されている場合が多いので、発注側が手軽に利用できることもメリットです。

デジタルギフトのイメージ

ただし、デジタルギフトは

  • 利用するデジタルギフトへのキャンペーンの実施可否
  • 配布方法の選定と実装
  • クリエイティブの確認

などのステップが必須です。
実際のスケジュールにつきましては各社へお問い合わせをお願いいたします。

使い方の事例

購入キャンペーン

対象商品を購入したユーザーに特典をプレゼントし満足度を向上させる一般的なキャンペーンです。
売上向上の底上げや試し買いの促進、固定客の獲得につながるでしょう。
キャンペーンフローとしては、QRで商品のLPに遷移し、インスタントウィンでその場で当落がわかる仕組みか、応募フォームを入力のうえ後日当選したユーザーへ配送、といった立て付けのものが一般的です。

アンケートや資料請求、ウェビナー参加のサンキューメール

BtoB企業の見込み客へのアプローチとして有効な資料送付やウェビナー。
資料ダウンロードの際にフォームへ登録してもらい、獲得したメールアドレスへ資料とデジタルギフトのURLを添付すれば、顧客獲得の最大化と他の企業との差別化が図れるかもしれません。

SNSキャンペーン

SNS上でのいいね!やリツイートを応募条件にすることで拡散され、フォロワーの獲得単価を下げつつ、認知度のアップが図れます。
LINEの友だち追加を条件とすると、登録者数のアップやブロックを防止することができ、今後ユーザーへの継続的なプッシュマーケティングが可能となるでしょう。(SNSやLINEアカウントの準備が必須です)
この場合、デジタルギフトの配布方法はSNSのDMかLINE上となります。

2.UX(ユーザーエクスペリエンス)コンサルティング

いま手掛けているサービスの性質が、2020年以前のままになっていませんか?
昨年よりニューノーマルの時代と言われるようになり、新たな価値観の発見とタッチポイントの創出が急務となりました。
仕事も私生活もオンラインで完結することが多くなりましたが、提供するサービスがこの変化に対応できなければユーザーも離れてしまいます。
再度、サービスの上流フェーズである企画部分を振り返り、新年度に向けて新たな取り組みをスタートするのも有効的な予算活用の一つかもしれません。

UXコンサルティングの手法の一例をご紹介いたします。

UXリサーチについて

UXリサーチの手法は、6つのステップにわかれています。

  1. 企画:発注側へインタビューし、課題抽出や仮設立案、本プロジェクトにおけるスケジュールや要件定義などを行います。
  2. 調査:ユーザーへ定量・定性調査を実施し、ワークショップを通じてインサイトを抽出します。
  3. コンセプト設定:サービスの提供価値や特長を整理し、ビジョンやコンセプトを詰めていきます。サービスの導線やコンテンツ内容もワイヤーフレームで検討します。
  4. デザインプロトタイプ:ワイヤーフレームと同時にデザインも作成し、目的に近いUIを練り上げます。
  5. テスト:ローンチ前にテストアップやPoCで検証を重ね、完成度を高めます。
  6. 評価:ローンチ後も効果測定を実施し、改善ポイントの精査を行います。
UXリサーチについてのイメージ

こちらは弊社のUXコンサルティングの手法であり、あくまで一例です。
サービスの見直しに6つのステップすべてを踏まなければならない、ということではなくサービスによって進めていく手法は異なります。
さらに、ここで言うユーザーとは、生活者であるフロントエンドだけでなくバックエンドも指し、デジタルシフトにより管理画面などの使い勝手をさらに高めたいシステム担当者も該当するので、幅広い職種でUXコンサルティングは有用です。

UXコンサルティングは多くのデジタルマーケティングの企業でも取り扱っており、無料ウェビナーなども頻繁に開催されているので、ご興味を持たれた方は参加してみてはいかがでしょうか?

3.要件定義支援

新たな事業やサービスをローンチするにあたり、どのように開発するか技術的な取り決めをするのが要件定義で、要件定義を行わなければプロジェクトは始まりません。
開発に伴う業務をどこかに依頼をするのであれば、依頼側はRFP(提案依頼書)の作成も付随します。
最終的なアウトプットとして、どのようにシステムが開発されたか、仕様を誰が見てもわかりやすく要件定義書をまとめることで、ローンチ後のトラブルや担当者の負荷が減ります。

サービス運用までのステップ

要件定義書の必須項目

業務要件

プロジェクトの概要や目的、スコープなどをまとめる項目

機能要件

実装する機能をまとめる項目

非機能要件

アクセシビリティやセキュリティ、保守要件などをまとめる項目

新事業やサービスのローンチは、多大な時間と労力を消費します。
そこで、プロジェクト管理やデザイン、開発、インフラなどのスペシャリストがプロジェクトを支援するPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)支援を導入するのも一つの手段です。
専門知識と客観的な判断の提供が可能のため、要件定義での適正予算の算出やスケジュール遅延の防止、社内調整の代行など、発注側の負担軽減、効率化を実現します。

4.まとめ

デジタルギフトはリードの獲得やブランドの認知促進施策として、UXコンサルティング、要件定義は新プロジェクトの発足の起点づくりになるかと思います。
予算消化にお困りの方がいらっしゃいましたら、次年度に向けた種まきの第一歩となる各ソリューションをご検討してはいかがでしょうか?

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