Sony

ソニーグループポータルサイト

2021.02.18|デザイン

製品・サービス紹介ページのトレンドとは?

製品・サービス紹介ページのトレンドとは? 製品・サービス紹介ページのトレンドとは?

2020年より、仕事だけでなく私生活においてもオンラインシフトが加速しました。社会情勢に伴い、ECサイトへ注力した企業が多いのではないでしょうか?
エンドユーザーにとっては、オフラインとは違いオンライン上での製品の機能や質感の判断はまだ慣れておらず、難しいかもしれません。

「ブランドの世界観や製品の特長を訴求できているか?」
「店頭でスタッフに聞けば解決することも、オンラインで伝えきれるか?」
「ユーザーが決済までの導線がわからず、途中で離脱していないか?」
これらが十分でないと、コンバージョン機会の損失につながる場合もあるかと思います。

今回の記事では、オンラインでの製品訴求の一助となるような定番の機能からトレンドのデザインまでご紹介いたします。

1.機能編

ビジュアライズ化されたナビゲーション

家電で多いのが、グローバルナビゲーションに製品の写真やイラストを入れるデザイン。
製品の機能・目的別にわかれているため、ユーザーが求めている製品ページへストレスなく誘導することができます。

360度ビュー

360度ビューでは、製品写真を切り替えることなく、ユーザーが自由にカーソルを合わせて見たい角度から製品を観察することができます。

製品写真への拡大機能

アパレル業界で多く見られるのが、製品写真に拡大機能が付いたサイト。
360度ビューと同様、ユーザーがカーソルを合わせれば製品のディテールや質感を確認することができ、ユーザーの離脱や購入後のミスマッチを防げるかもしれません。

2.デザイン編

動画埋め込み

メインビジュアルに動画を埋め込んだサイトが多く見受けられます。
動画は、世界観の訴求やエンドユーザーのサイトへの没入感の演出が可能。ポップアップで動画を出すパターンもあり、ユーザーのアテンションを引きます。

また、動画はメインビジュアルの他にも、製品の使い方を説明したHowTo動画をサイトへ掲載し、製品特性をアピールしコンバージョンへつなげる手法もあります。
文字や静止画に比べて情報量が多く二次利用ができる動画は、今後もマーケティング施策として効果的でしょう。

3D

動画同様、世界観やサイトへの没入感を表現が可能な3Dデザイン。
ユーザーのサイトへの滞留が期待され、製品やブランド理解へとつながります。

横スクロール

縦スクロールのデザインも引き続き人気ですが、情報量が多くなり縦長になるほど冗長な印象を与えてしまい構成がわかりづらくなりがちです。
横への導線は、アプリでは標準な動きであり一画面で完結することが多いことから、横スクロールを取り入れるWebサイトが多くなるかもしれません。

3.その他

ライブコマース

ライブコマースとは、ライブ(動画配信)とEコマース(オンラインショップ)を組み合わせた販売手法のこと。
視聴者は、動画を見ながらコメントを残すことで配信者とリアルタイムでコミュニケーションが可能です。
中国では、Z世代(1990年代中盤から2000年代中盤までに生まれた世代)のほとんどがライブコマースを通じて商品の購入経験ありと回答したレポートもあり、今後注目される手法の一つです。

オンライン接客

オンラインで店頭スタッフの接客を実施する企業も増えています。
Zoomなどのオンライン会議ツールを使用し、オフラインと同様に店頭スタッフが接客。
他にも、オンラインストアでの操作方法に慣れていないエンドユーザーに対し、待機しているスタッフが購入までを画面共有で支援するサービスが百貨店を中心に増えています。

チャットボット

過去のAI人気で、Webサイトへ実装する企業が増加したチャットボット。
ページ数の多いサイトでは、チャットボットへの問いかけによってスムーズにランディングができ、サイト内の動作がわからない場合もチャットボットで解決できるので、ストレスのないサイト体験が実現できます。

カスタマーサポートを保有している企業にとっては、オペレーターへの問い合わせ数の減少にも貢献するので、業務負担低減にも有効です。

記事コンテンツ

昨年よりさらに加速しているのが、企業独自の記事コンテンツ。
ユーザーに対して良質なコンテンツを配信することで、ファンを獲得する中長期的なマーケティング施策の一つです。
テーマとしては、日常使いの提案やスタッフのおすすめ・tips集といった定番のテーマから、最近では、サステナビリティ系が目に付くようになりました。

あえてシンプルなデザイン

ブランドを訴求するためにクリエイティブをリッチにする一方、シンプルなものもあり存在感を放っています。
特に、ECサイトはスマホからの購入率が高いと言われており、シンプルな構造は画面の表示範囲に限りがあるスマホと相性が良いかと思います。

まとめ

WebサイトとInstaglam・facebookなどのSNS連携は、もはやデフォルトです。
今後は、ユーザーを引きつけトラフィックを増やし、二次利用も可能なことから各SNSでも効果が見込める動画コンテンツを採用する企業が増えていくのではないでしょうか?
また、Webサイトへの掲載だけでなく、動画を活用したプラットフォームへの露出やプラットフォームと連携したサイト構築が増えていくかもしれません。

製品紹介サイトを見直す場合は、エンドユーザーだけでなく、是非Webサイト運用のバックエンド側の工程も視野に入れたリニューアルの実施をご検討ください。

まずはお気軽に
お問い合わせください

お客様のご要望・課題に専門スタッフが回答いたします