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2022.01.21|インタビュー

ワークショップで出た結論。その場限りの落としどころになっていませんか?

ビジネスマンの方の多くは、施策検討のアイディエーションでワークショップを実施した経験があるかと思います。そのワークショップで出たアウトプットは、期待したほどの効果が得られなかった経験はありませんか?
その原因は、ワークショップを実施する目的がぶれているからかもしれません。

10月28日に開催したウェビナー「真のニーズはどこにある?顧客視点マーケティングのコツ」では、UPS(無停電電源装置)事業を30年以上展開しているオムロンソーシアルソリューションズ株式会社の服部氏をお招きし、UXデザインワークショップを実施したことで得られる効果と手ごたえについてお話しいただきました。

オムロンソーシアルソリューションズ様事例

ワークショップで真の顧客ニーズを考える

オムロンソーシアルソリューションズ様(以下、オムロン様)は、時代が急速に変容していく中で顧客を本当に理解できているか、ニーズを捉えられているが課題となっていました。
社内で同じ言葉を使っていても、社員によって想像している顧客像が合致していないのではないか。そこで、ワークショップを通して改めて顧客のペルソナを言語化し、ニーズ理解の深化を試みました。

服部氏は、ワークショップは単発の目的を解決するためのきっかけを提供するものが多い中、オムロン様だけでなくその先の顧客まで徹底的に知ろうとするソニーネットワークコミュニケーションズの姿勢に驚きを感じたようです。
弊社では、ワークショップを実施して終わりではなく、課題解決の施策まで落とし込むために開催の目的が合っているか、徹底的に照準を合わせていきます。さらに、オムロン様だけでなく、その先の顧客のことを知ることで効果のある施策提案に結びつくよう、実際の利用者の声を聞いたり、UPSの実機を取り寄せたりして準備を進めました。

その結果、オムロン様のワークショップに参加したメンバーは、メーカーの立場からの視点からではなく顧客視点で議論を進めることができ、自分たちの枠組みから外れることで、曖昧だった顧客像を明確に言葉で表現することができ、言語化できた顧客像に対してベストな施策を全員が納得したうえで生み出すことができました。

まとめ

ワークショップで大切なことは、「実施する目的を明確化すること」「参加メンバーが顧客視点となり施策を議論すること」
ワークショップを希望する企業様だけでなくその先のターゲットまで知り、本当のゴールはどこか、自分たちが納得するまでヒアリングや事前調査を行い、ターゲットの思考に近づいてワークショップを実施します。
ターゲット視点となることで、全員が納得のいくアウトプットを創出することが可能です。
そのために必要なのは、徹底的な事前準備・調査であり、それを徹底してできるのが弊社のワークショップの強みです。

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