2025.12.18|マーケティング
多くのWebサイト運用担当者が抱える“共通の悩み”とは? 実態調査レポート
Webサイトは企業の顔であり、顧客との重要な接点です。
しかし、サイト更新や改善、分析など、運用業務は多岐にわたり、担当者の負担は年々増えています。
そこで弊社は、現場のリアルな姿を知り、皆さまが直面している実態を把握するために「Webサイト運用実態調査」を実施しました。本記事ではその調査結果をもとに、Webサイト運用の現場が直面している課題と、それを解決するためのヒントをご紹介します。
1.Webサイト運用実態調査の結果
本調査の概要は以下になります。
Webサイト運用実態調査の概要
- 調査対象:マーケティング、広報、総務部門の方Webサイト運営業務に携わっている方
- 実施時期:2025年2月
- 調査方法:インターネット調査
- 回答数:140件
Webサイト運用の2大課題は「人手不足」と「分析・改善ノウハウ不足」
アンケート結果によると、「Webサイト運用全般における課題」に【人手不足】【分析・改善ノウハウ不足】【コスト】の回答が上位を占めました。
日々のサイト更新やコンテンツ作成、改善対応など、タスクが山積みにも関わらず、担当者が足りないため一部の担当者に業務が集中しているという状況が浮き彫りになりました。また、アクセス解析や効果測定をしても、数値をどう活かして改善につなげればいいか分からないという悩みを抱える担当者も多いようです。
これらの結果から見えてくるのは、「人」・「知見」・「コスト」といった領域における悩みが大きい、ということです。
内製と外部委託、それぞれの運用体制が抱える課題
次に、運用体制ごとの悩みを見ていきます。
内製運用の課題
内製の場合、どうしても限られたメンバーに業務が集中しやすく、日々の更新だけで精一杯になってしまう傾向が見られました。社内での優先順位付けや合意形成に時間がかかることも大きな負担になっているようです。
外部委託の課題
外部に委託することで、工数確保や専門性は得られる一方、コスト面での負担や、委託先に任せきりになってしまうリスクなどもあるようです。
通常業務における「できればやりたくない」業務
「通常業務で特に時間が取られる。煩わしいと思う業務」と日々の通常業務の中で感じている業務についても伺いました。
最も多かったのは、「社内調整」でした。
本来は戦略的な運用や改善に時間を使いたいにもかかわらず、関係各所との調整や資料作成に多くの時間を取られている実態が見えてきました。
2.実態調査結果から見えたこと
今回の調査から、多くの企業が「人材」、「コスト」、「ノウハウ」「社内調整」といった共通の課題を抱えていることが明らかになりました。これらは担当者個人の努力だけでは解決が難しい構造的な問題です。
「自社だけが大変な状況なのでは…」と感じている方も多いかもしれませんが、決してそうではありません。自社だけでは解決が難しい課題を乗り越えるためには、信頼できる外部サービスの活用も有効です。
3.解決策のご提案:弊社サービスのご紹介
ソニーネットワークコミュニケーションズのサービス
弊社ではWebサイト運用に関するさまざまな支援サービスをご提供しております。
RFP作成支援

お客様からのヒアリングをもとに、Webサイトの課題や目的を明確化しどのような提案書にするか具体的に落とし込み、お客様に代わって要求仕様/提案依頼書(RFP)の作成を行います。社内関係者の方から課題ヒアリング、整理も行います。RFP作成時に「何から手を付ければいいかわからない」という状態でも、安心してお任せいただけます。
Webサイト分析サービス

お客様のWebサイトを多角的な視点から分析し、現状の課題を可視化。成果につながる改善提案まで行います。
分析だけで終わらず、コンテンツの提案なども行いますので、サイトリニューアルのアイディアとしてご活用いただけます。定期レポート作成なども対応可能です。
Webサイト運用

ブランドサイトの運用や、キャンペーンサイトの作成、SNS運用、メールマーケティングなど、「やりたいことがたくさんあるけれど、リソース不足で手が回らない…」というお客様の業務を弊社が吸収します。業務整理・効率化により、施策にかける時間を増やし、工数削減へとつなげられます。お客様側のメンバーとして、外部との調整も行うことが可能です。
SNS運用支援

SNS運用支援サービスとは、LINE、Instagram、Xなど、国内で利用率の高い主要SNSのアカウント開設から運用まで支援をさせていただくサービスです。その他にもソーシャルリスニングなど調査についてご対応可能です。
最後に
Webサイト運用には、業務の属人化や人的リソース不足、社内調整など、どの企業にも共通する悩みが存在します。その課題を自社だけで抱え込むのではなく、外部サービスを活用するという視点を持つことで、運用効率や質の向上につながります。
Webサイト運用に関してお悩みのご担当者様は、ぜひ一度弊社にご相談ください!