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2026.02.02|インタビュー

自社SNSアカウントの現状を正しく把握して効果的な改善策を見出そう
―オタフクソース株式会社様が調査を通して見出した強みと、社内共通の想い―

皆さんは自社のSNSアカウントの現状について正しく把握されていますか?
弊社にご相談いただくお客様からはよくこんな声が寄せられます。

  • 基本的な数値を見てはいる(次のアクションを選定できるほど深掘りできていない)
  • 目標のフォロワー数を達成したものの、その後何を目指せばいいかわからない
  • 競合他社はどのようなSNS運用をしているのか知りたい

自社アカウントにとって効果的な施策を打つためには、まず現状を正確に把握することが重要な第一歩となります。

今回は、実際に弊社にてInstagramの調査をご支援させていただいたオタフクソース株式会社様(以下、オタフクソース様)にお話を伺いました。調査に関する感想だけでなく、10年近く継続されている自社運用についてもお聞きしたので、SNSの運用体制に解決策を見出したい方も必見です!

本ブログの最後で、Instagramアカウント調査に関するキャンペーンもご案内しておりますので、ぜひご覧ください。

柴田様

オタフクソース株式会社
マーケティング部 ファンコミュニケーション課

営業担当 | 堀

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
法人サービス事業部ソリューション営業部

営業担当 | 山村

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
法人サービス事業部ソリューション営業部

オタフクソース株式会社

オタフクソース株式会社は、広島県広島市に本社を置く、調味料の開発・製造・販売を行う老舗食品メーカーです。1922年に酒・醤油の卸小売業「佐々木商店」として創業し、1950年にソース製造・販売を開始しました。
特にお好み焼き用濃厚ソースのリーディングカンパニーとして国内外で知られており、現在、ソース、酢、たれなど約2,000アイテムの調味料を製造し、家庭用だけでなく、業務用にも力を入れています。
「食を通じて『健康と豊かさと和』をもたらす」を基本理念とし、日本のお好み焼き文化の普及活動にも熱心に取り組まれています。

きっかけ

“自社らしさ”を再発見するためのInstagram分析

― 今回、自社の公式SNSアカウントの調査を実施しようと思ったきっかけを教えてください。

柴田様:SNSにおいて、社内では月次のフォロワー数やインプレッション数、反響のあった投稿の振り返りなどを行い、改善へと繋げる作業は日々実施しているのですが、少々マンネリ化をしていた状況でした。同じ食品メーカーさんのアカウントと比較するとフォロワー数も少なかったので増やしていきたいもののどうすればいいのかわからないと言った悩みもありました。
そんな中、ソニーネットワークコミュニケーションズさんのSNSアカウント調査では競合他社アカウントとの比較も含めた内容と言うことでお願いさせていただいた次第です。

― 今回、御社の公式Instagramアカウントの現状調査と競合他社3アカウントとの比較調査を実施させていただきました。御社ではInstagramだけでなくXやFacebook、noteなど幅広い媒体で情報発信をされていらっしゃいますが、その中でもInstagramを選定された理由はありましたか?

柴田様:やはり弊社が食品メーカーで料理の投稿が多いというところもあって、Instagramのユーザーが商品ターゲットにも合っているというところはありました。
Instagramで見たとかレシピ検索をしたという声もよくいただくんですよね。その状況を受け、実際に保存されて料理を作った人がどれだけいらっしゃるかは気にかけていますし、食品メーカーさん以外にも料理家やインフルエンサーの方々も含めてレシピアカウントはInstagram上に多く存在しているので、その中でも自社の色や商品の特徴を生かして差別化できたらと考えていました。

オタフクソース様Instagramアカウント(@otafuku_sauce

調査レポートについて

調査を通して発見した新たな強みと課題

― 今回のアカウント調査で弊社やレポートに期待されていたことはありますか?

柴田様:自社アカウントは手作り感が強くておしゃれな感じではないので、そのあたりのクリエイティブがトレンドではない、という結果で出てくるのではないかとは思っていました。

― 実際に調査した結果をご覧になって、その手作り感が逆にポジティブなイメージに変わったのではないかと感じています。調査レポートをご覧いただき、率直にいかがでしたか?

柴田様:今まで「フォロワー数」や「いいね数」などを絶対数で見ていたんですよね。
「フォロワーが伸びた」「こんなにいいねがついた」という風に数字を捉えていましたが、今回調査いただいたことで今までにはなかった指標での見方があることを知り、フォロワーさんが応援の意味で「いいね」を押してくださっているのではないだろうかと手ごたえを感じることができました。

― アカウントを応援してもらうってとても難しいことだと思います。その親しみやすさをどう醸成されたのかが気になっていて、自社の運用を通してここが良かったのではないかなど感じられる部分はありますか?

柴田様:「お好み焼き」自体が、「家で食べられる美味しいもの」や「家庭の味」みたいな特徴のある料理であることが1つ理由にあるのかなと感じています。
あと、InstagramなどのSNSを始めるまではあまり自分達の気持ちを伝える手段がなかったんですよね。企業としてアカウントを持つことによって、伝えたいことを直接表現できるようになって身近に感じていただけているところもあるのかもしれません。

ただ、調査結果からは、既にお好み焼きが好きな方には情報が届きやすく、応援をしていただけている一方で、その輪をもっと広げるためにはどうすればいいかと言う課題も新たに知ることができました。

弊社調査レポート(一部抜粋)

― 今回の調査結果を受け、弊社からはアカウント改善に向けた示唆出しもレポートに含め、ご報告させていただきました。今後の運用に活用できそうな内容はありましたでしょうか?

柴田様:はい、多数ご提案いただきましたが、その中でも今既にある投稿素材を活用したアイデアが良かったです。
このアイデアを実践することで、より多くの若い方にも知ってもらえる機会を提供できると思うので、チャレンジしてみたいなと感じました。

― 今回の調査全体を通して良かった点、改善してほしい点があれば教えてください。

柴田様:改善点というところはあまり思い当たらなくて、丁寧に調査いただき、ありがとうございました。
ただ、日々変わりゆくInstagramのアルゴリズムを勉強したいと思っているので、そういう部分も盛り込んでいただけるとよりありがたいなと思っています。

SNC堀:ありがとうございます。今回は施策アイデアと言う形で改善のご提案をいくつかお持ちしていたのですが、今後はアルゴリズムと言った視点も取り入れ、お客様に有益な情報をご提供できるようにアップデートしていきたいと思います。

SNS運用のポイント

“お好み焼きを世界に広めよう” 社内共通の想いが自社内でのSNS運用定着へ

― 今回の調査を通して弊社も御社のアカウントからたくさん学ばせていただくことがありました。特に、これまでずっと自社内で運用を絶やさず継続されている点が素晴らしいです。
多くの企業様が最終的に目指したいゴールだと思うのですが、そこを御社では既に実現されているんですよね。何か心掛けていたことやここが良かったというポイントはありますか?

柴田様:10年前くらいに現場から上がった声をきっかけにInstagramを始めました。上層部もまずはやってみたらと。でも最初は恐る恐るで…。当時、Instagramはオシャレ感がないといけないみたいなところもあったので、「お好み焼き茶色いし無理だ…」と思っていたところもありましたし、外注しようと議論したこともありました。
でも、自分達でブランド資産を築いているという共通の認識も社内にはあったので、短期の売上に貢献したかとかいう話ではなく、ブランドや企業姿勢を伝えるという目的で広い目を持って運用してきました。自分たちで工夫しながら発信するというマインドが社内に浸透しているのは良いところかなと感じています。

SNC山村:何かを始めたり、投資するにあたっては、どうしても短期的な売上の話になりがちですよね。でも、御社は一歩上のレイヤーで動かれていてすごいなと思います。

柴田様:弊社内にはお好み焼きを食文化として世界に広めるための部署があって、数字より心を込めて活動することを重要とする考え方もあるので、そういう社風のおかげでもあるのかもしれないですね。
あと、「お好み焼きを世界に広める」と言うメッセージ性が分かりやすいですし、忘れないんですよね。そういうシンプルさが、担当レベルでもそれを広めていくことが良いことだと想像がつきやすいのかもしれないです。そして、お好み焼きの魅力を広める手段として、今の時代だったらSNSが欠かせないだろうと。今は他の部署の社員も頑張って投稿してくれています。

SNC山村:もう1点、御社のアカウントを拝見していて感じたのは、リアルとSNSでコミュニケーションの使い分けをあまり感じませんでした。ファンの皆様との様子を見ると10年前から自然と融合できていたのではないかなと想像しています。

柴田様:確かに、SNSでも対面と変わらず1対1で話しているというか、生身の方とお話ししている感覚はあります。

SNC山村:エンドユーザーさまとのコミュニケーションがとてもナチュラルですよね。中にはそのコミュニケーションに不安やハードルを感じられる会社さんもいらっしゃるので。

柴田様:イベントや教室、工場見学で年間何万人をお迎えするとか、あと、試食販売で営業メンバーが直接お客様と対面で説明して召し上がっていただくとか、とにかく相対してという活動を長年ずっと実施してきたんですよね。その土壌があったうえでSNSが登場した形だったので、そこまでハードルは感じなかったのかなと思います。

― Instagramやっていて良かったねと言う声も社内で多いのではないですか?

柴田様:そうですね。商談先のお客様や小売店さまも見てくださるケースが増えているので、営業メンバーのサポートに少しでもなっていたら嬉しいです。
また、お好み焼きやソースは、西日本の方々にはより一層その印象が強いかと思うのですが、「お母さんの味」だったり、「お祭りの香り」だったり、少しノスタルジックなところがあって、その文化を絶やさないよう、もっともっと発信していきたいなと思っています。

― ありがとうございます。では最後に…、オススメのレシピがあったら教えてください(笑)

柴田様:たくさんあるので迷いますが、2つほど。
1つ目は、最近お米が高いので、焼きそば麵でかさましできる「そばめし」です。Instagramでは最後に卵でくるんでお弁当に入れられるようなアレンジレシピもご紹介させていただきました。
2つ目は「海老とアボカドのお好み焼き」です。いつもとちょっと違う食材で洋風お好み焼きを楽しんでいただけたらと思います。パーティーなどにもおすすめです。

― ちなみに、私、春菊が好きでして…、春菊を使ったレシピでオススメありますか?

柴田様:春菊、今の季節は特に美味しいですよね(笑)。
春菊ですと「いかと春菊のさっくりチヂミ」と、12月にXにも投稿が上がっている鍋野菜を活用したお好み焼きがおすすめです。混ぜ焼きの場合は、中に少しアクセントで混ぜたうえでトッピングがおすすめです!

いかと春菊のさっくりチヂミ
鍋野菜を活用したお好み焼き

SNC山村:ありがとうございます。作ってみます!

SNC堀:本日はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

さいごに

Instagramアカウント調査について、実際にご提供させていただいたオタフクソース様にお話を伺いました。いかがでしたでしょうか?
今回弊社で実施させていただいた調査結果からも、ユーザーの方々から親しまれるアカウントと読み取れておりましたが、今回のインタビューを通して、「お好み焼きを世界に広める」という共通の想いを持ったオタフクソースの皆さまが試行錯誤して作り上げてこられたアカウントだからこその結果だと改めて感じることができました。弊社の調査支援が今後の運用に少しでもお役に立ちましたら幸いです。

冒頭でも述べさせていただきましたが、自社アカウントに対して効果的な施策を打つためには、まずは現状を正しく把握することが大事なポイントとなります。調査によって課題だけでなく、自社の分析では気づけていなかった強みを見つけることもできるかもしれません。
弊社ではSNSのアカウント調査から今後の改善策のご提案まで実施し、アカウントの成長に繋がるご支援をさせていただいております。
SNS周りで成長に頭打ちを感じられている方、この記事を読んで少しでも気になった方はぜひお気軽にお問い合わせください。

Instagramアカウント調査キャンペーン開催中!

現在、オタフクソース様にご提供させていただいた内容と同様のInstagramアカウント調査に関するキャンペーンを開催しております。
詳細は下記ページをご覧ください。

キャンペーンページ

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